災害時の取材は被災者の弱った心理につけこんでいるのではないか
2018.07.10

西日本が広範囲に豪雨に見舞われ、大変な被害が出ている。
今も行方不明者が多数いて、水道や電気が停止している地域が多い。
雨がやんだ今、報道内容は被害者をさらし者にする方向に
変わり始めている。

犠牲者の人柄や夢の紹介、葬式の撮影など、不要と思える内容。
なかには妻を亡くした夫を取材しつつこの夫婦が再婚だったことも
伝えていた。顔写真の公開は当たり前のようにある。

こうした報道内容の変化は今回に限ったことではないけど、
ある程度の規制が必要に感じる。
ワイドショーであれば「そうした番組だから」と距離をとれるけど、
NHKのニュースでやられては話にならない。
(夫婦が再婚という報道はNHKで見た)


今回あらためて感じたのは、災害で家族を亡くした人のなかには
正常な判断ができない状態で取材を受けた例もあるのではないか。
急に家族を亡くした状態で、いい人そうにマスコミに接近されると
ついいろいろと話してしまうこともありそうだ。

取材を受けた(記録され報道される)ことを意識していないかもしれない。
冷静になってから後悔したとしても、報道されたらとりかえしがつかない。

マスコミにいわせれば、取材の許可はとった、
画像も(遺族から)提供を受けたと胸を張るだろう。
しかし相手が正当な心理状態だったのか、そこまで気にしていないと思う。
ネタを集められればそれでいい。

事件や事故で被害にあった直後は、撮影をともなう取材は受けないほうが
よさそうだ。経営者なら、うまく取材を受ければ被害の回復を早められる
かもしれないけど、それでも冷静な対応が必要。


余談だけど、新幹線の車内で殺人事件をおこした件では
逮捕直後に容疑者の部屋や所有する本などが撮影されていた記憶がある。
これも事件直後で気が動転していた家族が正常に判断できずに
マスコミに自宅内の撮影を許可してしまったのではないかと思う。


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