本を介した自分探し 出会い系サイトで本をすすめる女性
2018.06.08

「出会い系サイトで実際に70人に会って
その人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」(河出書房新社)という本を読んだ。
著者の花田菜々子さんの経験をもとに書かれた小説。
長編のエッセイともいえる。

タイトル通り、出会い系サイトに登録したヒロイン(著者)が
いろいろな人に会って、その人におすすめの本を提案していく。
出会い系とはいっても、恋愛対象を探すサイトではなく、
知らない人と会って話すのが目的のサイト。
私生活も仕事もいまいちだったヒロインがたまたまそのサイトと出会った。

会った相手の興味や悩みを本で解決していく話ではなくて、
むしろヒロインが相手から刺激を受けて解放されていく。
変な人もいるけど、一期一会な感じがなかなかいい。

実話がベースになっているらしいけど、
どこまでが実話なのか聞いてみたくなった。
ちがう世界をのぞいたような感じで、そこそこおもしろい。
ほんのりとした恋愛(あるいは友情か)も描かれたりするので、
そのうち2時間ドラマとかで映像化されるかもしれない。

Amazonでは紙とキンドル版の両方があり、
現時点ではキンドル版は2割引でさらに9%のポイントつきでした。
価格やポイントは変動します。



自分が気に入ったものを紹介するならともかく、
相手が好きそうな(参考になりそうな)本を紹介するのはむずかしそうだ。
自分の親を相手にゲームをすすめた経験があるけど、
ひとまず試してみるしかないという感じだった。
おおげさに表現すれば実験。ぼんやりとした状態で反応を見るしかない。
薬を処方する医師も同じ気分かも。

そう遠くない将来、本もゲームもAIが選択を助けてくれるようになる。
個人情報の提供を惜しまなければ、ハズレは避けられそう。

それでも、対話を通じて提案したり・されたりするのは体験としておもしろそうだ。
ゲームだとゲーム機本体から買わないといけなかったりするので壁があるけど。


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