「ポケモンをつくった男 田尻智」を読んだ
2018.05.19

小学館から発売されている学習まんがの話。
ポケモンの生みの親として知られる田尻智さん。
その少年期から「ポケットモンスター 赤・緑」の発売までを
まんがにした本が発売された。
児童書なので、漢字はふりがなつき。興味深い内容だった。


内容の前に本屋での話。
この本のキンドル版はなかったのでリアル書店に行った。
本屋にはよく行くけど、児童書のコーナーには行かない。
昔、学研のひみつシリーズとかをよく読んでいたけど、
今でも同様の本がいろいろ出ていた。DVDつきとか。

この本を見つけたとき、軽く衝撃だった。
大久保利通や伊達政宗、スティーブ・ジョブズに続いて
「田尻智」とあった。存命の人物なのにすごいメンバーと並んでいる。
伝記本のシリーズなので当然なんだけど、ポケモンの存在がいかに大きいかわかる。


この本を読むと、日本の話なのに海外の話に近い印象を受けた。
海外で事業を始めた人の話では自宅のガレージで事業を始めるのが定番。
お金がないから、いきなり事務所を借りられないしスタッフも少ない。
だから自宅のガレージや学生寮で作業を始める。
田尻さんはガレージこそ使っていないけど、ひとりで始めた同人誌の作成を通じて
チームができて、それがゲーム開発企業へ広がっていく。

人生をすごろくでたとえるなら、普通のルートは通っていない。
最初にファミコン用ソフトをつくろうとしたとき、開発機材は高くて買えず
ファミコンを分解して開発機材を自分たちでつくってしまう。
このとき20代前半。


小さいころの環境も影響しているみたいだ。
田尻少年は昆虫採集が好きで、効率的に虫をつかまえる方法や
つかまえた虫を長生きさせる方法を自分で考えた。
興味があることを深く考える習慣は小学校の授業からも影響を受けたそうだ。

田尻さんが小学4年のころから興味を持ったこととして
「ベリカード」が紹介されている。ベリカードなんてこの本で初めて知った。、
ラジオ局などに「放送を受信できた」と知らせると受け取れるカード。
日本の放送局でも配布しているみたいだけど、田尻さんは海外の放送局から受け取っている。

興味があることを調べるといっても、当時はネットがないから
いろいろ大変だっただろうと思う。調べることもおもしろかっただろうけど。

この本で刺激を受けて、興味があることに動き出す人がいたらおもしろい。

小学館サイト内の紹介ページ



「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されたのは1996年。
ゲームボーイ用ソフトなので、カラー表示さえできない。
当時は初代プレイステーションなどが発売されていたので、
時代遅れな感じもするけど、大人気につながる。

そんなポケモン赤・緑だけど、発売直後の売れ行きは今ひとつだったそうだ。
じわじわと人気が広がって、ゲームボーイも新型が発売される。
当時のことは任天堂ホームページの「社長が訊く」にもある。
社長が訊く「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」

こうした存在感をもつゲームはめったにない。、
ポケモン赤・緑のほかには「スーパーマリオブラザーズ」と
「マインクラフト」が思いついた。


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