外国人の名前の読みかた
2018.03.28

北朝鮮の金正恩委員長が中国を訪問して、習近平国家主席と会談した。

このふたりの会談はそこそこ大きなニュースだけど、
金正恩と習近平、ふたりの名前の読みかたが改めて気になった。
「きむ・じょんうん」と「しゅう・きんぺい」。
韓国語風の読みかたと日本語風の読みかたになっている。


先日まで行われていた平昌オリンピック・パラリンピック。
「平昌」は「ぴょんちゃん」と読んだ。
韓国や北朝鮮の人名や地名は現地の言葉に近い発音で読むのが基本らしい。

その一方で、中国の人名はちがう。
「習近平」は「しゅうきんぺい」と日本語風に読まれるのが普通だ。
毛沢東や奈良時代の僧侶の鑑真も同様。

なぜ中国語風の発音をしないのか軽く調べると、
日本と中国のあいだで協定があるとか
中国語も北京語と広東語などで発音がちがうとかいろいろ理由があるらしい。

それでいて、中国の地名は現地語風の読みをすることもある。
北京、香港、上海。大連は日本語風だ。
人名のみ日本語風の発音で統一しているみたいだ。

隋や唐など、中国の王朝の名前は基本的に日本語の読みだ。
明(みん)は中国語の発音に近そう。


そもそも外国語の発音を日本語表記するのは無理があるので
現地語風か日本語風かどちらかに統一しろとはいわないけど
なんだか妙な感じがする。

仮に中国人名を現地語風に読むことにすると、
三国志の武将名がすべて変わるから違和感が大きそうだ。
パンダの名前は現地語風なんだけどね。


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