名作アニメを地図で追いかける
2017.07.18

「母をたずねて三千里」は地図を片手に見ると
もっとおもしろい、という話。

しばらく前から、TOKYO MX2で「母をたずねて三千里」を放送している。
放送開始を知らなくて、途中から録画して見ている。
言わずと知れた名作なのでたしかにおもしろいけど、
主人公の旅を地図で確認するとさらにおもしろい。


「母をたずねて三千里」は、1976年に放送されたアニメ。
主人公の少年マルコが、消息不明の母に会うために
イタリアからアルゼンチンまでひとりで旅をする。

アルゼンチンまでは船で移動する。
かなりの長旅だけど、作中ではどのあたりを移動しているか
ビジュアルで説明する場面はほとんどない。
マルコが船上で地図を広げるシーンはあったけど、
視聴者への説明シーンという感じではなかった。

しかし、セリフには地名が頻繁に登場する。
目的地である「アルゼンチン」はもちろん、
出発地である「ジェノバ」、寄港地としての「ダカール」、
「ラプラタ川」、「ブエノスアイレス」など。

こうした地名を地図で確認すると旅の行程が見える。
ダカールなんて、「パリ・ダカールラリー」の影響で
地名としては知っていたけど、港町だとは知らなかった。
(ちなみにパリ・ダカールラリーは古い呼びかたで、
今はダカールラリーが正式名称らしい)


予定ではブエノスアイレスで母親に会えるはずだったけど、
母親はそこにいなくて、「バイアブランカ」の街にいるのではないか、
というのが現在まで放送された部分で語られている。
バイアブランカは「ずっと南のほうの街」と作中で説明されたので
地図で見ると、たしかにブエノスアイレスから南西方向の
遠いところにある。港町らしい。

「こんな遠いところまで行くのか~」と思っていたら、
今日の放送分では「バイアブランカまで600km」と説明があった。

ちなみにブエノスアイレス到着後のマルコは
ボーカの街(?)にいたみたいなんだけど、この街はよくわからない。
ブエノスアイレスのなかに「ラ・ボカ」という地区があるので、
これが作中のボーカなのかもしれない。

地名の具体的な場所がわからなくても
長距離を移動していることや目的地が遠いことはよくわかる。
それでも、地図で調べるのはけっこう楽しい。
作中で親切に説明がなくて逆によかったくらいだ。


ここからは余談。
「母をたずねて三千里」を見るのはこれが初めてではないけど、
けっこうひさしぶりに見ている。
マルコが年齢相応の少年らしい部分を見せる反面、
イライラしたり落胆したりするシーンもあって興味深い。

「負の感情を見せる少年主人公」は後世の作品でも
2人くらい代表格が思い浮かぶけど、その先例だったのかもしれない。


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