任天堂の決算発表会で気になった3つのポイント
2016.02.04

任天堂が決算発表会を行った。
今回の発表は10月から12月にかけての業績を報告するもので、
ようするに「年末商戦はこんな感じでした」という内容。
前年より売上高は下がったけど、利益は増えている。

2016年2月3日(水)第3四半期決算発表会
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/160203/index.html

社長説明や質疑応答から気になったことをいくつか。
(質疑応答で話したのが社長だけだったのは意外だった)

まず軽くショックなのは、睡眠についての事業は当面スタートしない。
商品化できる段階にないとのこと。
社長メッセージで睡眠事業にふれていないことは前に指摘したけど、
やっぱりうまくいってなかったらしい。

「任天堂の社長メッセージに睡眠事業の話がなかった」(16.1.23)
http://g2012.blog.fc2.com/blog-entry-3176.html

結果として手ごたえが悪いのはしかたないけど、
ゲーム機ビジネスを続けるためにも重要な
新たな柱になる予定だったから、それがイマイチなのは
軽いできごとではないと思う。
「娯楽のノウハウを使って生活の質を高めるサービス」は
今後も検討されるみたいだけど、仕切り直しなのかもしれない。

● ニンテンドー3DSでもできそうな「ミートモ」

次に気になったのは「Miitomo(ミートモ)」について。
スマートフォンやタブレットで動く任天堂製アプリの第1弾。
見た目は地味だけど、気合いは入っているだろう。

まだ全体像がわからないけど、ミートモは3DS版もつくれそうな感じ。
でもやらない。なぜかといえば、任天堂との接点を増やしたいから。
任天堂ホームページに「トピックス」のコーナーができたのも
同じ意思だと思う。

トピックスは頻繁に更新されていて、ここで初公開の情報も多い。
おかげでニンテンドーダイレクトで話すネタがないような気配もある。
ホームページにアクセスさせたい、アクセスを習慣にしてほしい、
そんなねらいがあるんだと思う。

スマホやタブレットと3DSは存在感が重なる部分が多い。
どうやってうまく差をつけるのか。わりとむずかしい課題だと思う。

● ゲーム開発者を表に出したい

最後に気になったのは質疑応答の6問目から。
新たに社長になった君島さんに対して、過去の路線を引き継ぐほかに
独自の方針を持っているか、という質問。

この質問には無難な回答しかしていないけど、
「これまで表に出てこなかったゲーム開発者を皆様にも
知っていただきたい」という部分があった。ここはちょっと新しい。

「社長が訊く」の再開はおそらくないと思う。
ニンテンドーダイレクトで開発スタッフが話す部分を増やすのか、
座談会的なコーナーをソフトの公式サイトにつくるのかもしれない。
「スプラトゥーン」のイベントではスタッフがステージに立つことも
あったみたいなので、すでに実行されているのかも。

ゲーム開発者の一般的な知名度はゼロに近いので、悪くない話。
うまくいけばゲーム名に頼らない販促ができる。

2016年2月3日(水)第3四半期決算発表会
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/160203/index.html


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