デザイナーという仕事
2015.07.30

2020年の東京オリンピックの公式エンブレムが
ほかのデザインと酷似していると騒動になっている。

ベルギーにある劇場のロゴマークに似ていると指摘され、
さらにスペインの事務所によって
東日本大震災のチャリティ用にデザインされたものと
配色が似ていると話題になっている。

個人的には、かなり似ているなと思った。
まったくの別ものとは思えない。

しかし、デザインにくわしい人にいわせると
「似ていてもしかたない」「似たものがあって当然」くらいの
認識で、問題はないらしい。

今回のオリンピックのエンブレムは、
アルファベットのTをベースにデザインされている。
シンプルな構造になると、どうしても似てくるのだそうだ。

オリジナルを生み出すのはかなりむずかしい。
不可能とさえいえる。
それでも、「アルファベットのTをベースに」という時点で
類似例が多いのはわかるから、もっと別の視点から
デザインできなかったのかなという気もする。
(どんなものであっても、「変だ」という声は出ると思うけど)


ここからが今回の本題だけど、
「似たものがあってもしかたない」などといわれるなら、
将来はデザイナーの仕事は少なくなるのではないか。
(デザイナーといっても幅広いけど)

色の組み合わせや、使う色の数にも定番があるだろうから、
プログラム処理でどうにでもなりそう。
そこには特殊な知識や感性は必要ない。

そもそもデザイナーという職種じたいが、
おおぜいの人が就ける仕事ではないけど、
今後はもっと限られた人しかなれない職種になりそう。
あるいは、安く使われる職種になる。

もしかすると、すでにデザイン能力よりも
デザイナーとしてキャラが立っているかどうかで
価値が決まるような側面があるかもしれない。

「あの人がデザインしたんだから、
いいものにちがいない」という信用、あるいは信仰で
デザインが決まるとしたら妙な話だ。


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