家庭用ゲーム機の存在感はどうなるか
2015.04.08

レベルファイブが発表会を行って、今後発売予定の
ソフトをいろいろと公開した。

スマホやタブレットへ軸足を移す体制をより強くした印象。
かろうじてニンテンドー3DSにはいくつかソフトが用意されたけど、
3DSの普及台数と「妖怪ウォッチ」の成功がなければ
見切りをつけられていたかも。

レベルファイブの日野社長は、企画のプロデュースには
かなり長けた人物だと思う。
なにが当たるのか、どのようにすれば当たるのか、
そのあたりの嗅覚に優れている。
今回の発表にPS4などに向けた企画がなかったのは、
必要とされるコストが高すぎるのが理由のひとつだと思う。
(別のタイミングで発表されるかもしれないけど)

余談だけど、レベルファイブは2年前の発表会の時点で
スマホ・タブレットへの移行が目立っている。
「iOS/Androidに積極的なレベルファイブ」(2012.08.28)
http://g2012.blog.fc2.com/blog-entry-2749.html


レベルファイブの動きが業界全体の動きとはいえないけど、
「ゲーム機」の存在感は厳しくなる傾向にある。
将来、新ハードを発表しても、なかなかソフトがそろわない事態に
なるかもしれない。移植や焼き直しばかりでは意味がない。
「ウチのハード向けに1本つくってください」と
お願いしてまわることになるかもしれない。

そう考えると、次世代ゲーム機の設計はむずかしそうだ。
単純に「こんなにパワーアップしました」では
コスト増を嫌うメーカーが出る(すでに出ている)。
それでいて、新しさを強調できないと売れない。
わかりやすい新しさと開発しやすさを両立しないといけない。

高画質を望むならPC版を選ぶプレイヤーが多いだろうし、
スマホやタブレットは「世代交代がうまくいくか」という心配が
ほとんどないのが強い。
家庭用ゲーム機がおかれている立場は厳しい。
厳しいなりに、せまい市場で生きていく選択肢もあるけど、
そうすると本体やソフトの価格が上がる。

マルチ展開が普通になってしまった時点で、
ゆるやかな死が始まったのかもしれない。
それが治療できるかどうかはわからない。


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