任天堂の新事業はどうやって継続させるのか
2014.11.04

任天堂が取り組む新事業は「睡眠と疲労」がテーマだった。
予定通りにすすめば、来年中にはサービスが始まる。

マイクロ波を照射する機器を近くに置いて寝ると、
自動的に睡眠状態が計測される。
計測データはネット経由で送信、分析される。
よく眠れているか、疲れていないかがわかり、
改善点を教えてくれるらしい。
継続して計測すると、改善できているかがわかる。


はっきりしない部分が多いのでなんともいえないけど、
この事業でどうやって継続して利益を出すのか
ちょっと気になった。

機器を手に入れるのにお金がかかるのは当然として、
そのほかに利用料(診断料)が必要だろうと思う。
利用料は月単位の支払いだろうか。
(価格や料金についての詳細は発表されていない)

「きちんと眠れているか、チェックしませんか」という話は
多くの人が興味を持つと思う。
しかし、1回や2回チェックしただけではダメで、
継続してもらわないと事業にはならない。
ひとつのサービスで継続してお金を払ってもらうのは、
任天堂としては新しいチャレンジかもしれない。

ゲーム機の事業は、本体を買ってもらい、
そのあとソフトを年間に数本は買ってもらうことで
事業が成り立つ。いろいろなソフトを出して
いろいろな客層に対応する。
1本のソフトにすぐ飽きてしまったとしても、
次の1本を買ってもらえれば問題ない。

今回の「睡眠と疲労」の場合は、
1本のゲームソフトを継続してプレイしてもらう形式に見える。
「脳トレ」であれ「WiiFit」であれ、継続できている人は
少ないと思う。根拠はないけど、半年続く人は少ないと思う。

オンライン専用のRPGは、継続的に料金を払ってもらうために
おもに3つの要素を提供していると思う。
キャラクターの成長、
複数の(広い)冒険の舞台、
プレイヤー間のコミュニケーション。

「睡眠と疲労」に注目したこの事業も、
なにか継続したくなる要素があるんだと思う。
単純に分析と提案だけでは長続きしそうにない。
ここが娯楽企業としてのノウハウの見せどころ。


任天堂の新事業は今後10年取り組むつもりのもので、
「楽しく生活の質を高める」が大きなテーマになっている。
その第1弾が健康(睡眠と疲労)と紹介されているので、
この睡眠チェックだけで長期的に大きな利益を出そうとは
考えていないかもしれない。

それでも、過去に発売した「ポケットピカチュウ」のような
単発の商品でもなさそうだ。
まだ明らかになっていない部分に
「楽しそう」と感じさせるなにかがあるんだと思う。
(ポケットピカチュウは、シンプルなゲーム性のある歩数計。
歩数に応じてピカチュウと仲良くなれる)

新事業については、決算発表会で語られています。
初めて語られたのが2014年1月で、
続報が語られたのが2014年10月です。
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/04.html
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/141030/index.html


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