縮小される原稿を作家はどう思うのか
2014.02.07

先日紹介したメディア芸術祭にはマンガ部門があって、
賞に選ばれた作品の生原稿やネームなどが展示されている。
読者の立場では印刷された原稿しか目にできないので
なかなか貴重な機会だ。

過去にも何度かイベントでマンガの生原稿を見る機会があった。
ホワイトで修正した跡だとか、カラー原稿だと
色をぬるときの筆の運びがわかったりして、なかなかおもしろい。
(印刷されると修正跡などはわからなくなる)

初めて生原稿を見たときは、「実物は意外と大きいんだな」と
思ったのをおぼえている。雑誌のサイズよりも明らかに大きい。
(出版社によって原稿サイズはちがうかもしれないけど)

ということは、完成した原稿は読者の目に触れる段階で
縮小されていくわけだ。雑誌掲載で小さくなり、単行本でさらに小さく、
最終的に文庫本サイズになる場合もある。
作品のファンなら、実物大で読みたいと思うだろうけど、どうだろう。
実際に原稿と同じサイズで出版するのは無理だろうけど。
(電子書籍なら実物大に拡大できる利点がある)


前置きが長くなったけど、今回気になっているのは
縮小されるのを作家はどう思っているのかな、ということ。
(描きこみが細かい画風だと、縮小されると持ち味が薄れるかもしれない)

現実にはむずかしいとはいえ、「できれば実物大で」と思うのか、
「縮小される前提で描いてるよ」なのか。
「読めれば大きさはどうでもいい」という人もいそうだ。

答えはわからないし、個人差もあるだろう。
ツイッターで作家のアカウントに質問したら答えてくれるかも。

最近は作画環境のデジタル化が進んでいて、
作家によっては紙とペンをまったく使わない人もいるらしい。
紙の原稿が消えるのもそう遠くないかもしれない。
すると、実物大という表現ができるのも今のうちだけだね。


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