第17回文化庁メディア芸術祭に行ってきた
2014.02.06

第17回メディア芸術祭
※ 冒頭の画像をさしかえました

メディア芸術祭に今年も行ってきました。
今回も会場は国立新美術館を中心とした六本木エリア。
2月16日まで。入場無料。
新美術館の会場内では、一部をのぞいて撮影OKみたいだった。

会場まであまり遠くないなら行く価値はあると思います。
例年とくらべると、体験型の展示はほとんどない。

今回のメディア芸術祭は、会場レイアウトが例年とちがった。
美術館の大部屋をそのままつかっていて、壁のしきりがない。
いつもはコーナーごとの区切り(壁)があったけど、
今回は学校の体育館が会場みたいな感じ。
過去に何回か来ているけど、こういうレイアウトは初めて。
解放感があるといえるけど、経費削減かな?とも思った。


もうひとつ気になったのが、ゲーム関連の存在感のなさ。
ここ数年、ずっとゲーム関連は存在感がなかったけど、
今年は存在感ゼロといってもいいくらい。

大賞や優秀賞に選ばれなかっただけでなく、
審査員推薦作品として選ばれたものも、会場の奥の
隠し通路みたいなところでひっそりと展示されているだけ。
使われているテレビも小さいものだった。

メディア芸術祭は、あらかじめ応募された作品が審査対象になる。
優秀賞などに選ばれるに値する作品がなかったのか、
注目作が応募しなかったのか、実情はわからない。
しかしゲームが目立たない年が続いているのは
おおげさにいえば危機的状況だと思う。
「ゲーム畑」の人が審査員から消えてもおかしくない。

念のため書いておくと、ゲーム作品がひとつ目立つところに
展示されている。「TorqueL prototype 2013.03 @E3」というもの。
PS Vitaで実際にプレイできるけど、これはもともとは
家庭用ゲーム機向けに開発されたものではないらしい。
(プレイしたけど、途中のステージだったのか、かなり難しかった)

ゲームとは違うけど、「プラモデルによる空想具現化」という
ジオラマ作品の一部にゲームキューブ本体が使われていた。
これはパソコンまわりを軍事要塞風にデコレーションしたもの。
パソコンとしてちゃんと動くけど、パソコンに見えないほど
改造されている。ゲームキューブは少し汚したような塗装をされて
組みこまれている。


以下、気になった作品をいくつか。

マンガ部門では、今年も生原稿やネームが見られておもしろい。
今年は各作家が仕事に使っている机の写真(イラスト)も
展示されている。こういうのも興味深い。
初めて知る作品が多かったけど、読みたくなるものが多い。
(美術館地下のグッズ販売コーナーで一部の本を売ってます)

そして今年は大賞に「ジョジョリオン」が選ばれたので、
この原稿も置いてある。ジョジョファンは必見なのかも。
会場入口の巨大パネルには、荒木飛呂彦さんがサインしている。

アニメーション部門では、今年も映像とともに絵コンテや
原画などの資料が展示されている。
いちばんインパクトがあったのは「燃える仏像人間」。
気味が悪いような、怖いような、でもおもしろそうな、そんな作品。
新人賞の「ようこそぼくです選」「Airy Me」もよかった。

会場に入ってすぐ左手にある「crt mgn」もよかった。
これはアート部門の大賞。振り子のように動く2本の棒が
テレビみたいな箱の上を通過すると音がする。
電磁波に影響された音らしく、巨大メカの作動音みたいに聞こえる。
棒の動きと音をボーッと楽しみたくなる作品。
(この作品はペースメーカーを使っている人は接近しすぎてはいけない)

展示会の情報や各部門の受賞作品については下記をどうぞ。
http://j-mediaarts.jp/awards/gland_prize?locale=ja§ion_id=1


この記事へのコメント

トラックバック

URL :

PR
プロフィール

saitaro2012

管理人:saitaro2012
別のブログサービスから移転してきました。
移転作業中のため、
画像が表示されなかったり
リンクがおかしかったりします


最新記事
カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...