岩田社長、今後10年の展開を語る
2014.01.31

任天堂が決算の説明会を開催して、岩田社長が今後の経営方針も
説明した。みずから設定した目標に遠くおよばなかったことから、
Wii Uの立て直しや今後10年の事業についても語られた。

以下、岩田社長の説明を簡単にまとめたものと私見。
くわしくは公式サイトで確認してください。

2014年1月 経営方針説明会
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/index.html

● Wii Uの今後の対応

・ゲームパッドを充分に活用したソフトを出す
・NFC機能を活用したソフトを出す(6月に詳細発表)
・電源オフからゲーム開始までを高速化(今年初夏の本体更新)
・ニンテンドーDSのソフトがバーチャルコンソールに
・「マリオカート8」は5月に全世界で発売

● ニンテンドー3DSについて

全世界の出荷量は4274万台で順調。
今年と来年は収穫期になる。

● 任天堂全体の中長期の展開(今後数年の話)

・ニンテンドーネットワークIDを使って、
ユーザーと任天堂がつながりを持つようにする。
(ハードが世代交代してもつながりが切れない)

・(潜在的な)お客さんと任天堂とのつながりを
促進するため、スマホにアプリを提供する。2014年中。
アプリを通じて、ゲーム機を持っていない人にも
情報を届ける(買うきっかけをつくる)。
過去の任天堂ゲームのスマホ移植はしない。

・ハード・ソフトの売りかたの変化
ソフトの価格に柔軟性を持たせる。
たくさん買った人は次の1本が安く入手できるとか、
同じソフトをみんなで始める(買う)と、安くなるとかを想定。
具体的な話は不明だが、出費をあまり増やさずに
プレイできる本数を増やす戦略。
近い将来にWii Uで試験的に実施する。

・キャラクター使用のライセンス提供を積極的に

● 新規事業を計画中(今後10年の話)

・「人々のQOLを楽しく向上させる」が大きな方針。
QOLはクオリティ・オブ・ライフの頭文字で、生活の質を意味する。
従来のゲームビジネスもこれにふくまれる。

・この方針による新規事業のテーマの第1弾が「健康」
健康の向上と維持を、任天堂が持つノウハウで楽しく継続させる。
その体験は日常にとけこみ、客は器具などは使わない。
新規事業なので、ゲーム機本体・ソフトを売るビジネスとは別。
今年中に詳細を発表、2015年にスタート。


以下は私見になります。

まずはWii Uだけど、「ゲームパッドやNFCを活用」って話は
いまさら感が強い。任天堂内部でさえ活用できていなかったなら、
そりゃうまく普及しないよね、という感じ。
やっぱり発売のタイミングが早かったのかな。

ニンテンドーネットワークIDを取らせようとする最近の動きに
不可解なところがあった。ハードの固有の番号や
クラブニンテンドーでプレイヤーの動向はわかるはずだから。
でもIDを取得させることで、継続的に情報をとれるね。
近い将来、クラブニンテンドーのIDと統合されそうだ。
ニンテンドーネットワークIDをゲーム機以外でも活用できるとうれしい。

当然だけど、新規事業の話はよくわからない。
最初は場所(店舗)をプロデュースするのかなと思ったけど、
「日常にとけこむ」とあるので、そうでもないみたいだ。
大学やほかの企業と連携した事業になるのはまちがいない。

健康をテーマにすえたのはよさそう。
QOLという言葉も医療や介護の現場ではよく使われている。
みんな健康は気になるし、お金を使いそうだし、国籍も関係ない。
医療費削減に寄与できれば、国からの援助も期待できる。
うまくスタートできれば、岩田社長時代がのびるのはまちがいない。

2014年1月 経営方針説明会
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/140130/index.html


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