任天堂、ふたたび冬の時代へ?
2014.01.17

任天堂が今年度の業績を下方修正した。
年末年始でドーンと売り上げをつくる予定が、うまくいかなかったようだ。
特に、Wii U本体が売れていない。
倒産の危機というわけではないけどね。

くわしい話は任天堂の発表を見てもらうとして、
かんたんにいうと、3DSもWii Uも海外の売れ行きがよくない。
3DSはアメリカでは全ゲーム機のなかでトップのシェアになっている
そうだが、それでも予想を下回った。
海外では価格を下げた「ニンテンドー2DS」を投入したが、
あまり効果的ではなかったみたいだ。
(3DSは日本では絶好調ともいえる状況だが、
世界のなかでは市場規模が小さい)


Wii U本体は、値下げしたりソフトを同梱しても伸びが弱かった。
本体を買ってでもプレイしたいソフトがない、ということかもしれない。
あるいはアピールの方法がまずい。
もしかすると、ソフト開発の現場でもWii Uの個性を
つかみきれていないかもしれない。
(「社長が訊く」でも、ソフト開発が遅れて、ほかのチームから
応援を頼んだ話がたびたび出てきた)

Wii Uの不調はしばらく続きそうだ。
市場を広げられない状況なので、ソフトメーカーの印象が
よくなりそうもない。昨年の秋あたりから、PS3やXbox360で
発売されるソフトがWii U版だけ予定なしの例がいくつかあった。
年末年始が好調なら風向きが変わっただろうが、
今の状況ではいい変化は期待できない。

任天堂1社ではソフトの品ぞろえを充分にできない。
マルチ展開も期待が薄いとすると、よけいに厳しくなる。

PS3も市場が広がるまでに時間がかかったと思うが、
本体機能を削るなどのコスト削減を行った。
Wii Uもこうした対応が不可欠になりそう。
ゲームパッドの液晶を一回り小さくするとか。
(ゲームパッド全体を小型化すれば軽量化もできそうなので、
悪い話ではないかも?)

今となっては、本体セットの名称に「プレミアム」とつけたのは痛い。
同梱物を減らすとプレミアム感がなくなる。
本体のみは「ベーシック」にして、ソフト同梱版をプレミアムにすると
いいかもね。
(ソフト同梱版は数量限定だけど、今後も続けると思う)


ニンテンドー3DSだけでは充分な利益をあげられないだろうし、
3DSもそろそろ次世代機の話が出てもいいころだ。
今回の年末年始でWii Uが不調だったことは、
3DSの今後の計画にも影響を与えると思う。

任天堂
http://www.nintendo.co.jp/index.html
1月30日に経営方針説明会があるそうだ。
その日の夜に内容が公開され、数日以内に質疑応答も公開されるはず。


この記事へのコメント

- こひきち - 2014年01月17日 20:44:05

任天堂の状況はやっぱり厳しいですね・・・。
ただ、どんなことがあってもソフトの質だけは下げないでほしいです。

- 斎太郎 - 2014年01月17日 23:35:20

資金的には余裕のある会社だから、
これからも挑戦を続けてほしいよね。
たまには「ハズレ」もあるだろうけど、それもしかたない。

- - 2014年02月20日 17:11:35

まだ5000億くらい現金持ってるから
あと二回くらいはハードコケても大丈夫なんじゃないか
任天堂にはここで守りに入って欲しくないね

- 斎太郎 - 2014年02月20日 22:58:56

任天堂は経済的な体力が他社とはちがうので、
大きな心配は必要ないですね。
これからも挑戦をつづけてほしいです。

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