伊豆大島報道の違和感
2013.10.24

このところ伊豆大島の報道が多い。
台風により大規模な土砂崩れがおき、行方不明者の捜索も
途中のところに新たな台風が近づいているので、
注目が集まるのはわからなくもない。

しかし、島の外に避難するのかしないのか、
島に残る高齢者の様子、また大雨になったらどうするか、
そうしたことを聞いて回る報道には違和感がある。

こうした報道は、島とその住民を見せ物にしている
感じがする。パニック映画風にしたてているというか。
「ヤバイよヤバイよ、危険が迫ってるよ、
この人たち助かるのかな、島はどうなるのかな」って感じ。
視聴者の大多数は安全なところにいるので、
劇場でスクリーンを見るような感覚にならないか。

そもそも、風雨や波の様子を生中継する台風報道は
意味がないんじゃないか。
そんな指摘が何年も前からある気がするし、
「雨と風が強すぎて、立っていられない!」という
「演出」をした報道があったのも有名な話だ。
(正確には報道ではなく、ワイドショーだったかも)

風や波の様子を伝えるだけならまだしも、
避難準備の様子や島を離れる人たちを映し出すのは
本当に必要な(長い時間をさく価値のある)報道だろうか。
(台風がすぎたあと、島に戻る様子も必ず取材される。
「感動の再会」風にするだろう)

「こんなできごとがありました」というのが報道の役割だし、
現場の様子を伝えることでボランティアや寄付金が集まる
効果もあると思う。それでも、なにか違和感を覚える。


この記事へのコメント

トラックバック

URL :

PR
プロフィール

saitaro2012

管理人:saitaro2012
別のブログサービスから移転してきました。
移転作業中のため、
画像が表示されなかったり
リンクがおかしかったりします


最新記事
カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...