創作物と定期イベント
2013.08.19

マンガ「はだしのゲン」にまつわる騒動がおきている。
島根県松江市の小中学校の図書室にある「ゲン」が、
生徒が自由に読めない状況になっているという。

この騒動で、季節のイベントと関連した作品は強いのかなと感じた。
定期的にやってくるものから連想できると、埋もれにくいというか。
「はだしのゲン」がこのタイミングで話題になったのは
終戦イベントの多い8月だからだろう。
同様の作品にジブリの「火垂るの墓」もある。
今年は放送しないみたいだけど。
(松江市の学校で「ゲン」が自由に読めなくなったのは
昨年12月からだそうだ)

こうしたことはほかの創作物にもいえる。
夏といえばあの曲、クリスマスといえばあの曲、といえば
いくつかの曲が思い浮かぶだろう。
年末だけ有名なコーラスつき交響曲もある。

また映画の例になるけど、「男はつらいよ」は正月映画として
恒例だったそうだ。映画公開時からのファンなら、
正月といえば寅さんを思い浮かべるのかもしれない。
(正月以外に8月公開になるパターンもある)

季節(定期)イベントと関連(便乗)していれば
作品が売れるかといえばそう簡単にはいかない。
質の悪いものは忘れられる。
でも「思い出されるきっかけが多い」という意味では、
創作物を定期イベントと関連させる効果は大きい気がする。


余談になるけど、最近でいえば震災は関連づける出来事として
最大級のものだと思うけど、創作物は連想できない。
不謹慎といわれるのを避けているのか、
創作に結びつけるほど整理されていないのか、
創作物が消費されるスピードが速くなったり、関心の細分化で
ぬきんでた存在がないのか。

「はだしのゲン」の連載開始は1973年だそうだ。
創作物をつくるには震災はまだまだ新しい出来事なのかもしれない。


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