ダウンロード販売は小売店にとって敵か味方か
2013.07.19

ダウンロード販売の利用者が増えると、
小売店はパッケージ版の仕入れを迷うだろうね、という話。

家電量販店のゲームコーナーに行くと、
いわゆる「ワゴンセール」のコーナーがある。
大幅に値下げされたソフトが詰めこまれている。
タイミングによっては掘り出し物があるが、
中途半端に値下げされても買いたくないものも多い。

このワゴンセールのコーナーはネットの一部でも
話題になることが多い。発売から間もないのに
特価品として売られると、特に話題性が強い。
それは「お買い得だ」という意味ではなく、
「商売としての失敗」として語られる場合がほとんど。
あまりいい話題ではない。

特価品の設定は、ゲームとして人気がないから
つまらないから売れずに値下げされたと思う人が多いみたいだ。
その場合もあるけど、それだけとも限らない。
売れ行きの読みが不充分で、仕入れすぎたために
在庫処分になる場合もある。
この場合はソフトメーカーやゲームの内容とは関係なく、
店の問題だ。

こうした状況のなか、ゲームのダウンロード販売が始まって
しばらくたつ。クレジットカードで直接買えるほか、
小売店やコンビニでプリペイドカードなどを買ってもいい。
特定のゲームを直接ダウンロードできるようにするカードも
売られている。

このままダウンロード販売の存在感が強まると、
パッケージ版をどれくらいの割合で仕入れるべきか店は悩むと思う。
どれくらいのユーザーがダウンロードで購入したいと思うか、
そこを読むのは難しい。

小売業にとって商品をどれくらい仕入れるかは永遠の課題。
ちょうどいい数だけ仕入れるのは無理だから、
将来もワゴンセールは行われると思う。
かといって売れ残るのを覚悟で仕入れるわけにもいかない。

このままゲーム市場が広がらず、ダウンロード販売の
利用者が増える場合、パッケージ版や特定のゲームを
ダウンロードするカードは事前予約しないと買いにくい状況に
なるかもしれない。そのほうが店が楽だから。

今は販売方法の過渡期で、近い将来の変化は読みにくい。
「ほしいゲームは予約しろ」という昔からの鉄則は
もうしばらくは変わりそうにない。


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