ゲームでは「製作委員会」をあまり見ないね
2013.01.14

映画やアニメの製作では、製作委員会という形式が
とられるのがめずらしくない。むしろ主流といってもいい。
複数の企業が予算を出し合う形式だ。

1社で多額の予算を集めるのは難しいが、
予算を持ち寄れば目標額を達成しやすい。
また、商売が失敗したとしてもダメージが少なくすむ(分散する)。

こうした形式は、ゲーム製作ではあまり聞かないなと思った。
ここでいうゲームは、家庭用ゲーム機向けのものをさす。

もう何年も、ゲーム業界では製作費の高騰が指摘されている。
新型ゲーム機が出るたびに製作費が増えていく傾向にある。

一方で、客からは「シリーズものばかり」という声もある。
これは失敗したくないメーカー側の次善の策でもあるはず。
多額の予算がかかるのに、新しいことに手を出して失敗したら
最悪の場合、倒産もありうる。
(数年前まで目立っていたメーカーの合併も、
金銭問題が大きいだろう)

「多額の予算が必要」「失敗したら大ダメージ」は、
映画やアニメと似ている。なぜゲームでは製作委員会形式を
見かけないんだろう。知らないだけで、実は多いのかな。

ゲームでは、販売元と製作元が違うのはめずらしくない。
これも一種の製作委員会なのかもしれない。
出資の比率は企画によって違うだろうけど。
メーカーがコラボして作るのもこれにあたる。
最近の例でいえば「レイトン教授vs逆転裁判」。

また、ここ数年で増えたのが異業種企業とのコラボ。
飲料、食品、ファッションのメーカーと組んで、
ソフト発売の前後にアピールするのを見かける。
これもリスクを減らす効果があると思う。

製作の初期、企画段階から複数のメーカーが関わる例は
少ないみたいだ。このままで行けるのかどうかわからないけど、
他人に口出しをさせないという意味ではメリットがある。
(おもちゃメーカーが参加すると、関連商品を作りたいために
新キャラをどんどん登場させるよう要求することもあるらしい)

「自分たちの資金だけで製作する」のは開発側にとっては
変なしがらみがなくてベストな状況なんだと思う。
権利者が多いと移植やリメイクもやりにくくなるかもしれないし。
反面、必要とされる予算が増えるほど失敗のダメージも増える。

このジレンマは解消されそうな気配がない。
資金を持った少数のメーカーが主導する形式も悪くないけど、
ソフトのバリエーションが減りそうな可能性もありそうだ。


この記事へのコメント

トラックバック

URL :

PR
プロフィール

saitaro2012

管理人:saitaro2012
別のブログサービスから移転してきました。
移転作業中のため、
画像が表示されなかったり
リンクがおかしかったりします


最新記事
カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...