「ガールズモード」と「どうぶつの森」が生む新たな「対戦」
2012.11.03

3DSの「ガールズモード」と「どうぶつの森」では、
あまり例のない形の「対戦」が行われているのでは、という話。

「わがままファッション ガールズモード よくばり宣言!」では、
すれちがい通信で出会った人が自分の店に客として登場する。
普通の客と同様にコーデを依頼され、うまくコーデできると、
ネット経由で相手にそのコーデを渡せる。
(相手がネット接続できない場合は渡せない)

前にも書いたけど、このコーデが真剣になってしまう。
「ヘタなコーデはできないな」と身構えてしまう。
いつもよりじっくり考えて、本気でコーデをする。
相手のプロフカードの画像を見て、かなりイケてるコーデを
してる人だと、真剣度がさらに増す。平凡なコーデはできない。

そんなときに限って、相手の要望に合う服の在庫が少なかったり。
「こんなコーデしかできなくてスミマセン…」という感じになっちゃう。
結果としてコーデを買ってくれたとしても、
「相手の期待にこたえられてないだろうなー」という気になる。

この感覚は、マリオカートや格闘ゲームなどで
コンピュータと対戦するのと人間相手に対戦するのとで
レベルが大きく違うのと似ている。
「ガールズモード」には勝敗の要素はないけど、
プレイの本気度・真剣度が上がってしまう点では共通だと思う。
確実に「バトル」がある。

勝敗の要素がないのは大きなポイント。
はっきりいってしまえば、人間相手のコーデでも基本を守れば
拒否される可能性はだいぶ低い。しかし相手にコーデが渡ることを
考えると、できる限りのコーデをしたい、という気持ちになる。
買ってくれればそれでいいという問題ではない。

勝つか負けるかではなくて、センスのぶつかり合いというか。
速く走るとか相手を倒すとかの明確な判定がないぶん、
よけいにシビアな世界が広がっている気がする。

「すれちがった人が店に来る」だけで、対戦でもなんでもない。
しかし、こんなコーデをした、こんな要望の客に、
こちらがどんなコーデを返すか、というのは攻防の雰囲気がある。
静かだけど熱いバトル。


来週発売の「とびだせ どうぶつの森」では、すれちがい通信で
相手の家を見ることができるそうだ。外観も内装も見られる。
また、夢の中で他の人の村に遊びにでかけることもできる。
これもまた、コーデの見せ合いのような、
センスのぶつかりあいのようなものが発生すると思う。
変な家は見せられないよねえ。


対戦で楽しむのはテレビゲームの根本的な要素のひとつ。
しかし昔も今も、勝敗がはっきりつくものがほとんどだと思う。
「ガールズモード」や「どうぶつの森」のような、
「表向きは対戦の形式はとっていないけど、実はバトルしてる」
という要素は結構新鮮だと思う。
しかも、アイテムの選択や組み合わせが重要で、
ボタン操作のうまさは関係ない。

「ガールズモード」や「どうぶつの森」はゲーム全体としては
「その他」に分類されるような例外的存在かもしれないけど、
能力値の高さや操作テクニックは関係なく、
囲碁や将棋のような思考とも関係なく「対戦」が成立するのは
かなり面白い鉱脈を掘り当てているのかもしれない。

「わがままファッション ガールズモード よくばり宣言!」公式サイト
http://www.nintendo.co.jp/3ds/aclj/index.html
「とびだせ どうぶつの森」公式サイト
http://www.nintendo.co.jp/3ds/egdj/index.html


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