後味の悪い番組「世界ゲーム革命」
2010.12.13

NHKスペシャル「世界ゲーム革命」がイマイチだった、という話。

世界のゲーム開発の現場を取材した番組を観た。
録画したわけではないので誤解している部分も
あるかもしれないけど、印象を書いてみる。

結論から先に言えば、妙に暗い感じで、将来への期待や楽しさを
感じる内容ではなかった。「なんかスゴイな」とは思うが、
その「スゴイ」は賞賛ではなくて奇妙なものを見る感じ。
ゲームにあまり関心がない人が見たら拒否反応を示しても
不思議ではない。

今のゲームはこんなにスゴイ(楽しい)んですよ、なんて
雰囲気はほとんど感じられなかった。得体の知れない方向に
進んでいる、と受け止めた人もいるかもしれない。

ハリウッド映画の特殊撮影やCG制作を紹介する番組みたいな
雰囲気でもよかったのに、残念ながらダークな雰囲気。


番組の冒頭では、あるFPSのゲームの画面が流れた。
かなりリアリティのあるグラフィックで戦闘場面が流れる。
元軍人のアドバイザーも制作に参加している、なんて話のあとに
「ギアーズ・オブ・ウォー」の映像。

「今」のゲームを語るのにこの2本の映像を冒頭に持ってきた。
ここにこの番組の雰囲気というか方向性が出ていたように思う。
抑えめの声のナレーションも不気味さの演出に一役買っていた。

海外では制作中のゲームを審査する企業があるという紹介では
「一日中ゲーム漬け」と説明したり、新人に業務を教える場面では
軍隊調の雰囲気も感じ取れた。ある男性社員が退職する場面は
単純な退職ではなく「脱落者」という雰囲気での紹介だった。

ゲームエンジン(ゲーム開発の道具)によって開発が効率的に
できるとか、キネクトの研究とか、テクノロジーを紹介する場面も
多かったが、そこに希望や楽しさはあまり感じられなかった。


変なところばかりではなくて、それなりに価値のある場面もある。
海外有名メーカーの開発現場にカメラが入ったことや、
国やスタジオジブリもゲーム産業に目をつけているなんてところは
まあまあよかった。

それでも全体的には、「ゲームは楽しいもの、ワクワクするもの、
身近なもの」という雰囲気は弱かったと思う。むしろ一般的な
視聴者をゲームから遠ざけてしまう、離れたところから様子見させる
ようなところが強かったような気がする。

12月20日(?)の深夜に再放送があるらしいので、気になる方は
どうぞ。私とはまったく違う印象を持つかも?

NHKスペシャル公式サイト
http://www.nhk.or.jp/special/


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