カテゴリ : その他の雑談 の 記事一覧

人質救助にどれだけコストをかけたらいいか
2018.10.25

シリアで武装勢力に拘束された日本人が解放された。
解放に至る経緯ははっきりしないが、トルコとカタールが
交渉にあたり、3億円の身代金を支払ったとの情報がある。

脱走したのではなく解放なので、ある程度の金品が渡されたのは
まちがいなさそうだ。これに対して、日本政府はお礼を述べる
だけではなくて、相応の経済的負担を求められるだろう。


今回気になったのは、人命救助にかけるコスト。
武装勢力に拘束されて取引材料にされたのは悲劇だけど、
救助のためにまとまった金額を支払うのは妥当なのか。
「カネに糸目はつけない」とはいえないので、当然上限はある。
(紛争地域が舞台だとか、被害者がフリーの記者であることは関係ない)

3億円という情報が正しいとすると、
ひとりの命とひきかえにするのと、国内の諸問題の解決に使うのと
どちらが効果的なお金の使いかたなのか。

3億円をポンと出して(?)ひとりを救う反面、
国内では生活保護を断る事例が多いのも妙な話だ。

拘束されたのは自業自得だから助けなくてよいという意味ではなく、
その金額が適切なのか、どこまでコストをかけるべきかという話。
一切交渉しないという選択肢もあるけど、
政府が国民を見捨てるような行為はしにくい。


「心臓移植しか助かる見こみがない」として、
病気の乳幼児の親が募金活動をしているのがたまにニュースになる。
身代金をこれと同じシステムで集めてみるのもいいかもしれない。
政府が用意するお金と募金を合算する。
交渉相手が望む金額に達すればよし、
達しなければ「日本人はこれしか出さなかった」といえばいい。


拘束した側から考えるのもおもしろい。
つかまえた人間は商品だから、売れないと困る。
売れるまでの在庫管理が必要。
壊れたり腐ったりしたら困るから、適切な環境で保管しないといけない。
保管が長引くとコストが増える。
早く交渉をまとめて売ってしまうのがベストのはずなのに、
3年も保管を続けたのはよほど上等な商品だと思われたのか。


日本は多額の身代金を要求できる相手だと思われているのかも
しれないけど、その認識はそろそろ変わると思う。
ない袖は振れないという状況になるだろうから。

「拉致保険」があったらおもしろい。たぶんすでにある。
ものすごく保険料が高いだろうけど。


プラスチックによる海洋汚染は教育の問題
2018.10.19

プラスチックのゴミによる海洋汚染が話題になっている。
この話題は昔からあったけど、ここに来てレジ袋の有料化を
義務にする話があって、対応が前進しそうな気配だ。

個人的にはレジ袋は有料でもかまわない。
周囲のスーパーでは有料の店が多くて、なじんでいる。
袋を持参することもあるし、買っても1枚2円とか6円とかなので問題ない。
(袋の大きさによって価格がちがう)

ちょっと脱線すると、買った品物を袋にいれるところで
透明のビニール袋を大量にとっていく人をたまに見かける。
ガラガラと引き出してるなと思って注目すると、
数十秒引き出し続けていたこともある。なにに使うんだろう。


話を戻すと、プラスチックのゴミを減らすために
ストローが話題になることが多い。
プラスチックをやめて、紙や金属のストローを使う方向で
検討しているらしい。
スタバがプラスチックのストローを使わないようにするって話が
しばらく前にあった。

レジ袋やストローの話で感じるのは、プラスチック製品が悪いというより
捨てかたの問題ではないか。ポイ捨てする人が多いから海に行き着く。
きちんと捨てて処理されれば、環境汚染は小さくなりそう。
教育の問題。

とはいえ、ゴミの処理が徹底されたとしても、
人工芝や農業用のビニールシートなども川や海を汚す材料になっている
みたいなので、全面的な解決にはならない。
全員にルールを守らせるのも無理なので、
素材から工夫できたら一番いいのかもしれない。

飲み終わったあとのストローを10本集めて応募、みたいな懸賞があったら
すぐにでも不法投棄は減るかもしれないね。


緊急時、従業員はどこまで働くべきなのか
2018.09.08

天災などの緊急時、従業員はどの範囲で仕事をするべきなのか
という話。結論は出ない。

台風21号の猛威を受けて、関西空港が陸の孤島になった。
一時は8000人が閉じ込められたそうだ。

このニュースで、空港内のコンビニに客が殺到している映像があった。
空港から出られないとなれば、ひとまず物資を確保したい気持ちはわかる。
あんな状況でも営業が行われ、店の前にちゃんと行列をつくる様子は
なんとも日本らしいなと思って映像を見た。
その後も空港内の混乱は数日つづいた。


そのあと北海道で大きな地震が起きた。
北海道全域で停電になり、物流も途絶えるなかで
物資を求める人たちがスーパーやコンビニに駆けつけた。

停電などの影響で営業できない店が多かったが、
北海道を中心に店を出すコンビニ、セイコーマートの一部店舗では
ハイブリット車から電源をとって営業した。
さらにガスで動く釜を使って米を炊き、おにぎりの販売をしたそうだ。
(同じセコマでも店舗によって設備が違うので閉店した店もある)

私も東日本大震災のときはコンビニにお世話になったので、
緊急時でも営業してくれるありがたさはわかる。
(関東なので建物の被害はなかったが、自宅周辺は停電した。
いつまで停電するかわからないので、食料の確保でコンビニに行った)


ここまで店の対応を美談のように書いたけど、
こうした対応が適切なのか、今もわからない。

空港内や地震の被害を受けた地域のコンビニが営業していると
ありがたいのはまちがいない。しかし、激しく混雑するのに
店舗スタッフの収入はおそらく変わらない。特別報酬の話は聞かない。
空港職員や店舗スタッフも被災者なのに、
サービスの提供を求められるのは酷ではないか。

日本の職場は基本的にブラックなところがあるというか、
歩調を合わせることを暗に求める傾向がある。
緊急時とはいえ、「家族や家が心配だから帰ります」とはいい出しにくいかもしれない。
特にコンビニ業界はブラックだといわれる

こうしたことは雇用側がマニュアルをつくるといいのかもしれない。
帰らずに(あるいは非番でも出勤したら)給料アップとか、
思い切って閉店するとか。

台風や雪が予想されると、前もって閉店時間を早める例が増えた。
それを考えると緊急時に営業するのが普通だと思わないほうがいい。

警察官や消防士、医師や看護師にも同じことがいえるけど、
コンビニスタッフや空港職員が同じレベルで職務にあたるべきとは思えない。

犠牲の精神を発揮した人、あるいはそれを強制された人に
報いるシステムがあったらいい。
「ほんとに犠牲になったら表彰します」では悲しい。


危機は管理できるのか
2018.08.23

台風が接近しているので、西日本を中心に行政が避難情報を告知している。
複数の自治体に「危機管理室」という部署があるみたいだ。

危機管理という言葉はめずらしくないけど、適切な表現なのだろうか。
予算管理、在庫管理、機器管理ならともかく、危機は管理できるとは思えない。
管理できない事態こそ危機だ。

危機対策、危機対応と表現するのが適切に思える。


区別されている私たち
2018.08.02

東京医科大学の受験で女性志望者の得点が一律で減点されていた
というニュースが流れた。この大学は裏口入学で話題になったばかり
だけど、それを上回るひどい話だ。

もっとも、女性志望者を減点する(面接などで低評価する)のは
ほかの大学の医療系学部でも少なからずあるらしい。
さらに、浪人生は浪人年数が多いほど不利になるウワサもある。

医者の世界はいろいろとひどくて、かつては製薬会社と癒着して
過度の接待や金品の送付がめずらしくなかったらしい。
(近年では業界内で禁止されているらしいが機能しているかは知らない)
今は医者になる前の志望者の段階で選別していたわけだ。

今回の話はかなりひどいので、不合格になった受験者は
裁判を起こせば勝てそうな気がする。受験料の一部返還や再採点とかね。


ずいぶんひどい話だけど、新卒の就職活動では学校名だけで落とされたり
説明会への参加さえできなかったりする例がある。
知らないところでいろいろ区別されている例は多そうだ。

あらゆる選考・選抜において、正面入口から入っていない合格者は必ずいる。
公平・公正は信じすぎないほうがいい。

そう考えると、選挙で1人1票が機能しているのは不思議だ。
正しく集計されているかわからないけど。
比例区の名簿で上位に入るのは正攻法ではないのかもしれない。


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